【活用ガイド】

JVNDB-2005-000608

Sun Solaris の procfs における情報漏洩の脆弱性

概要

Sun Solaris の Process File System (procfs) には、権限のないユーザが pwdx コマンドにより他のユーザのプロセスやシステムプロセスを含む、全てのプロセスの作業ディレクトリを表示させることが可能である脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 10 (sparc) 
  • Sun Solaris 10 (x86) 

想定される影響

アクセスが許可されていないディレクトリにおけるファイル名など、システムに関する重要な情報が取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 101949
  • Sun Alert Notification 日本語版 : 101949
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-4701
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-4701
  2. Secunia Advisory : SA17157
  3. SecurityFocus : 15090
  4. SecurityTracker : 1015053
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-2075
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2005/10/12
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01