【活用ガイド】

JVNDB-2005-000599

Microsoft Windows の DirectShow におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Microsoft Windows の DirectShow において、 .avi ファイルのデコード時に取り扱うメッセージの長さに対する妥当性の確認が適切に行われていないため、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows 9X 98  
  • Microsoft Windows 9X 98 scd 
  • Microsoft Windows 9X me  
  • Microsoft Windows Server 2003
  • Microsoft Windows XP sp3 

想定される影響

意図的に作成された .avi ファイルを開く、あるいは Web コンテンツを表示することにより、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Knowledge Base : 909596
  • Microsoft Security Bulletin : MS05-050
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS05-050
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-2128
参考情報

  1. JVN : JVNTA05-284A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA05-284A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-2128
  4. US-CERT Vulnerability Note : VU#995220
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA05-284A
  6. Secunia Advisory : SA17160
  7. SecurityFocus : 15063
  8. X-Force Security Alerts and Advisories : 206
  9. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-2047
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2005/10/11
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01