【活用ガイド】

JVNDB-2005-000580

BEA 製品における起動時に取り扱うシステムプロパティの値がサーバログに出力されてしまう脆弱性

概要

BEA WebLogic Server には起動時に取り扱うシステムプロパティの値が、サーバログに出力されてしまう問題が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.2 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


BEAシステムズ
  • BEA WebLogic Express 6.1 SP7 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Express 7.0 SP5 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Express 8.1 SP4 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Server 6.1 SP7 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Server 7.0 SP5 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Server 8.1 SP4 およびそれ以前

想定される影響

サーバログを閲覧可能なローカルの攻撃者に悪用された場合、パスワード (ユーザパスワードやキーストローク用のパスワード) 等の重要な情報を含むシステムプロパティの値を取得される可能性があります。

尚、-D スイッチをシステムプロパティで指定している場合に、この問題の影響を受ける可能性があることが BEA Systems, Inc より報告されています。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

BEAシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-4761
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-4761
  2. Secunia Advisory : SA17138
  3. SecurityFocus : 15052
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載