【活用ガイド】

JVNDB-2005-000576

BEA 製品の URL パターンにサーブレットリソースが適切に保護されない脆弱性

概要

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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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BEA WebLogic Server には以下の複数のセキュリティ問題が存在します。

・サーブレットのルート URL パターン "/" において、サーブレットリソースが適切に保護されない問題 (BEA05-93.00)

・サーブレットのデプロイメントを行っている間に、認証プロバイダ、あるいはロールプロバイダにおいて処理が失敗した際、サーブレットリソースが適切に保護されない問題 (BEA05-97.00)

リモートの攻撃者に悪用された場合、結果としてセキュリティ制限を回避され、サーブレットリソースにアクセスされる可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


BEAシステムズ
  • BEA WebLogic Server 8.1 SP3 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Server 7.0 SP5 およびそれ以前

想定される影響

本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

BEAシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-4757
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-4757
  2. Secunia Advisory : SA17138
  3. SecurityFocus : 15052
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-2038
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載