【活用ガイド】

JVNDB-2005-000517

Check Point VPN-1/FireWall-1 の CIFS サービスグループのルールにおけるファイアウォール回避の脆弱性

概要

Check Point VPN-1/FireWall-1 において、ファイアウォールのルールに CIFS サービスグループを使用している場合に、トラフィックのマッチング処理でサービスグループの代わりにプロトコルタイプとして CIFS が解釈されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
  • VPN-1/FireWall-1 NG FP3 およびそれ以前
  • VPN-1/FireWall-1 NG with Application Intelligence (R55W) およびそれ以前

想定される影響

Check Point VPN-1/FireWall-1 によるアクセス制限を回避され、ネットワーク内のコンピュータへの接続される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
  • Check Point SECURE knowledge : sk31196
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-2889
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-2889
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#508209
  3. SecurityFocus : 14781
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-1773
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載