【活用ガイド】

JVNDB-2005-000476

Microsoft Internet Explorer の COM オブジェクトにおけるメモリ破壊の脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer には、特定の COM オブジェクトを ActiveX としてインスタンス化しようとする際に、システムメモリが破壊される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 5.5
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows XP
  • Microsoft Windows Server 2003

想定される影響

Microsoft Internet Explorer がクラッシュする、あるいは、Microsoft Internet Explorer を実行するユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS05-038
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS05-038
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-1990
参考情報

  1. JVN : JVNTA05-284A
  2. JVN : JVNTA05-221A
  3. JVN Status Tracking Notes : TRTA05-284A
  4. JVN Status Tracking Notes : TRTA05-221A
  5. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-1990
  6. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2005-0007
  7. US-CERT Vulnerability Note : VU#959049
  8. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA05-284A
  9. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA05-221A
  10. Secunia Advisory : SA16373
  11. SecurityFocus : 14511
  12. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-1353
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載