【活用ガイド】

JVNDB-2005-000475

Microsoft Internet Explorer の Web Folder Behaviors におけるクロスドメインスクリプティングの脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer に実装されている Web Folder Behaviors には、WebDAV を使用している Web フォルダを参照する際に、特定の URL がセキュリティ上適切に解釈されない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 5.5
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows XP
  • Microsoft Windows Server 2003

想定される影響

重要な情報を取得される、あるいは、ローカルコンピュータゾーンまたは別のセキュリティゾーン、ドメインのセキュリティコンテキストで任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS05-038
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS05-038
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-1989
参考情報

  1. JVN : JVNTA05-284A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA05-284A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-1989
  4. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA05-284A
  5. Secunia Advisory : SA16373
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-1353
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載