【活用ガイド】

JVNDB-2005-000471

Microsoft Windows の不正な Kerberos メッセージの処理によるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Microsoft Windows では、ドメインコントローラとして構成されている場合、特定の Kerberos メッセージが適切に処理されない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows Server 2003

想定される影響

システムの応答を停止および再起動させられ、その間ドメイン認証がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS05-042
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS05-042
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-1981
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-1981
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#610133
  3. Secunia Advisory : SA16368
  4. SecurityFocus : 14519
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-1356
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2005/08/09
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01