【活用ガイド】

JVNDB-2005-000466

MySQL の init_syms() 関数におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

MySQL の UDF の作成時に使用される init_syms() 関数において、CREATE FUNCTION あるいは DROP FUNCTION で指定した function_name フィールドに対するチェックが不適切であるため、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


MySQL AB
  • MySQL 4.1.12 およびそれ以前
  • MySQL 4.0.24 およびそれ以前
サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 10 (sparc) 
  • Sun Solaris 10 (x86) 
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
  • Turbolinux Server 10  
  • Turbolinux Server 10 (x64) 

想定される影響

MySQL の実行権限で任意のコードが実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MySQL AB サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 236703
ターボリナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-2558
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-2558
  2. Secunia Advisory : SA16170
  3. SecurityFocus : 14509
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2008年05月09日]
      影響を受けるシステム：サン・マイクロシステムズ (236703) の情報追加。
      ベンダ情報: サン・マイクロシステムズス (236703) 追加。

公表日2005/08/03
登録日2007/04/01
最終更新日2008/05/09