JVNDB-2005-000440
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Microsoft Internet Explorer の JPEG イメージレンダリングにおけるメモリ領域が破壊される脆弱性
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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Microsoft Internet Explorer 6.0 SP2 以前に実装されている JPEG デコーダは、特定の画像の解析処理を行う際に、大量にメモリ資源や CPU 資源を消費する、あるいはメモリアクセス違反を生じる問題が存在します。
この問題を利用するリモートの攻撃者は、意図的に作成した JPEG 画像を含む HTML 形式の電子メールや Web ページを表示するように標的ユーザを誘導することにより、大量にメモリ資源あるいは CPU 資源を消費し、結果として標的システムをサービス不能状態に陥らせる可能性があります。
また、この問題により潜在的に任意のコードが実行できる可能性があることが、発見者より報告されています。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): 部分的
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マイクロソフト
- Microsoft Internet Explorer 6
- Microsoft Internet Explorer 5.5
- Microsoft Internet Explorer 5.01
- Microsoft Windows Server 2003
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本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
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- CVE-2005-1988
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- JVN : JVNTA05-284A
- JVN : JVNTA05-221A
- JVN Status Tracking Notes : TRTA05-284A
- JVN Status Tracking Notes : TRTA05-221A
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-1988
- JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2005-0007
- US-CERT Vulnerability Note : VU#965206
- US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA05-284A
- US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA05-221A
- Secunia Advisory : SA16373
- SecurityFocus : 14286
- SecurityFocus : 14285
- SecurityFocus : 14284
- SecurityFocus : 14282
- SecurityTracker : 1014500
- SecuriTeam : 5HP0E2AGAQ
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