【活用ガイド】

JVNDB-2005-000421

Microsoft Word  のフォント処理におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Microsoft Word には、Word ファイルのフォント処理において、データの長さが適切に検証されないため、過度に長いフォント情報を取り扱うことでバッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Word 2000
  • Microsoft Word 2002

想定される影響

Microsoft Word を実行するユーザの権限で任意のコードを実行する可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS05-035
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS05-035
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0564
参考情報

  1. JVN : JVNTA05-193A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA05-193A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0564
  4. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2005-2801
  5. US-CERT Vulnerability Note : VU#218621
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA05-193A
  7. US-CERT Current Activity : April 5, 2007 13:50:54 EDT 
  8. Secunia Advisory : SA15998
  9. SecurityFocus : 14216
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2005/07/12
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01