【活用ガイド】

JVNDB-2005-000406

Microsoft Office や Visio の Log Sink Class ActiveX コントロールにおける任意のファイルが作製可能な脆弱性

概要

Microsoft Office や Visio などの SharePoint Portal Server クライアントソフトウェアに含まれている pkmcore.dll における Log Sink Class ActiveX コントロールの実装には、悪意あるファイルの作成を ActiveX コントロールを介して許してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Excel 2002
  • Microsoft Outlook 2002
  • Microsoft PowerPoint 2002
  • Microsoft Word 2002

想定される影響

システム上に任意のファイルを作成され、ファイルに含まれる任意のコードが実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Knowledge Base : 321780
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0360
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0360
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#165022
  3. SecurityFocus : 12646
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載