【活用ガイド】

JVNDB-2005-000381

Microsoft Exchange Server の OWA におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Microsoft Exchange Server に実装されている OWA には、HTML エンコードの処理が適切に実行されないために、クロスサイトスクリプティング攻撃を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Exchange Server 5.5

想定される影響

セキュリティコンテキストで任意のスクリプトが実行され、メールアカウントの認証用情報などを取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS05-029
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS05-029
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0563
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0563
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#300373
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載