【活用ガイド】

JVNDB-2005-000363

tcpdump の BGP パケット処理におけるサービス運用妨害 (Dos) の脆弱性

概要

tcpdump において、 BGP パケットをデコード処理する際に適切に処理されない不備があるため、 tcpdump がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


インターネットイニシアティブ
  • SEIL/B1 2.00 〜 2.40
  • SEIL/neu 2FE Plus 2.00 〜 2.02
  • SEIL/Turbo 2.00 〜 2.02
  • SEIL/X1,X2 2.10 〜 2.40
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
  • Turbolinux Server 10  
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 

想定される影響

tcpdump がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

インターネットイニシアティブ ターボリナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-1267
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-1267
  2. SecurityFocus : 13906
  3. SecurityTracker : 1014133
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-0713
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2009年08月10日]
      影響を受けるシステム:インターネットイニシアティブ (tcpdump コマンド実行時における脆弱性) の情報を追加
      ベンダ情報:インターネットイニシアティブ (tcpdump コマンド実行時における脆弱性) を追加