JVNDB-2005-000360
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Microsoft Internet Explorer の onLoad イベントハンドラの処理における任意のコマンドを実行される脆弱性
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Microsoft Internet Explorer には、特定のオブジェクトについて適切に初期化されないため、JavaScript の onLoad イベントハンドラを処理した場合にメモリが破壊される脆弱性が存在します。
2005/12/2 時点において、この脆弱性を利用するウイルスが確認されました。このウイルスの詳細については、ベンダ情報にある「Malicious Software Encyclopedia: TrojanDownloader:Win32/Delf.DH」を参照してください。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 部分的
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マイクロソフト
- Microsoft Internet Explorer 5.01
- Microsoft Internet Explorer 5.5 SP2
- Microsoft Internet Explorer 6 SP1
- Microsoft Internet Explorer 6 for Windows Server 2003
- Microsoft Internet Explorer 6 for Windows Server 2003 for Itanium-based Systems
- Microsoft Internet Explorer 6 for Windows Server 2003 x64 Edition
- Microsoft Internet Explorer 6 for Windows XP Professional x64 Edition
- Microsoft Internet Explorer 6 for Windows XP
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第三者が細工した HTML ドキュメント( Web ページ、HTML e-mail、HTML e-mail 添付ファイルなど)をクリックすることにより、Windows にログオンしているユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。また、Internet Explorer が異常終了する可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
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- CVE-2005-1790
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- JVN : JVNVU#887861
- JVN : JVNTA05-347A
- JVN Status Tracking Notes : TRTA05-347A
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-1790
- JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2005-0010
- US-CERT Vulnerability Note : VU#887861
- US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA05-347A
- Secunia Advisory : SA15546
- SecurityFocus : 13799
- FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-2509
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