【活用ガイド】

JVNDB-2005-000348

BEA WebLogic Server の Cookie 解析部におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

BEA WebLogic Server には、クラスタ化されたサイトで使用される Cookie 解析コード部の不備のため、Cookie に含まれるホスト名とポート番号の組み合わせのシステムがクラスタシステムに実在しない場合でも、正常に処理を行ってしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


BEAシステムズ
  • BEA WebLogic Server 7.0 SP5 およびそれ以前

想定される影響

クラスタシステムのパフォーマンスを低下させられ、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

BEAシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-1746
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-1746
  2. Secunia Advisory : SA15486
  3. SecurityFocus : 13717
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-0606
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載