【活用ガイド】

JVNDB-2005-000335

net-snmp の fixproc コマンドにおける不適切な一時ファイルを作成される脆弱性

概要

net-snmp に含まれる fixproc コマンドは、セキュリティ上不適切な方法で一時ファイルを作成してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Solaris 10 
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 3.0 (x86-64) 
  • Asianux Server 4.0 
  • Asianux Server 4.0 (x86-64) 

想定される影響

fixproc コマンドを実行するユーザの権限で任意のコマンドを実行される、あるいは、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル サイバートラスト株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-1740
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-1740
  2. Secunia Advisory : SA15471
  3. SecurityFocus : 13715
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2011年08月29日]
      影響を受けるシステム:オラクル (cve_2005_1740_vulnerability_in) の情報を追加
      ベンダ情報:オラクル (cve_2005_1740_vulnerability_in) を追加