【活用ガイド】

JVNDB-2005-000317

OpenSSH における known_hosts ファイルの情報が漏洩する脆弱性

概要

OpenSSH には、known_hosts ファイル内の IP アドレス、あるいはホスト名が平文で保存されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.2 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OpenBSD
  • OpenSSH 3.9p1 およびそれ以前
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 3.0 
  • Asianux Server 3.0 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 4.0 

想定される影響

SSH サーバが動作するシステムを特定されてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenBSD サイバートラスト株式会社 レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-2666
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-2666
  2. Secunia Advisory : SA25098
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2007年05月22日]
      影響を受けるシステムを更新しました。
      ベンダ情報: レッドハットの情報を追加しました。
    [2007年08月03日]
      影響を受けるシステム:ミラクル・リナックス (openssh (V3.0)) の情報追加。
      ベンダ情報: ミラクル・リナックス (openssh (V3.0)) 追加。