【活用ガイド】

JVNDB-2005-000293

Oracle Database の DBMS_SCHEDULER パッケージにおける権限昇格の脆弱性

概要

Oracle Database に含まれている DBMS_SCHEDULER パッケージの特定のプロシージャには、session_user の権限を System 権限に変更可能な脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Database 10.1.0.3.1 およびそれ以前

想定される影響

DBMS_SCHEDULER パッケージのプロシージャを実行して session_user の権限を変更されることにより、System 権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
  • Oracle JAPAN : Top Page （2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした）
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-1496
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-1496
  2. SecurityFocus : 13509
  3. ISS X-Force Database : 20410
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2005/05/02
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01