【活用ガイド】

JVNDB-2005-000292

Oracle Database のファイングレイン監査機能における適切に監査が行われない脆弱性

概要

Oracle Database に実装されている FGA 機能には、(1) SYS ユーザが実行する SELECT ステートメント、 (2) SYS ユーザが実行した SELECT ステートメントの対象となったテーブルにおいて全てのユーザが実行する後続の SELECT ステートメント、の2つのステートメントに対して適切に監査が実行されない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Database 9.0.1.4
  • Oracle Database 9.0.1.5
  • Oracle Database 9.0.4
  • Oracle Database 9.2.0.5
  • Oracle Database 9.2.0.6
  • Oracle Database 10.1.0.3.1 およびそれ以前

想定される影響

不正なデータベース操作に対する監査が実行されない可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
  • Oracle JAPAN : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-1495
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-1495
  2. SecurityFocus : 13510
  3. ISS X-Force Database : 20407
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載