JVNDB-2005-000281
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tcpdump の isis_print() 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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tcpdump はネットワークのトラフィックをキャプチャするための管理ツールで複数のプロトコルをサポートしています。
Tcpdump 3.7.x/3.8.x/3.9.x には、以下の複数のセキュリティ上の問題が存在します。
・ print-isoclns.c の isis_print() 関数において、GRE パケットの解析処理が適切でないために無限ループに陥る問題 (CAN-2005-1278) (3.8.x/3.9.x)
・ print-bgp.c の RT_ROUTING_INFO ルーチンにおいて、BGP パケットの解析処理が適切でないために無限ループに陥る問題 (CAN-2005-1279) (3.7.x/3.8.x/3.9.x)
・ print-ldp.c の ldp_print() 関数において、LDP パケットの解析処理が適切でないために無限ループに陥る問題 (CAN-2005-1279) (3.8.x/3.9.x)
・ print-rsvp.c の rsvp_print() 関数において、RSVP パケットの解析処理が適切でないために無限ループに陥る問題 (CAN-2005-1280) (3.8.x/3.9.x)
これらの問題を利用するリモートの攻撃者は、意図的に作成した GRE、BGP、LDP、あるいは RSVP パケットを送りつけることにより、tcpdump をサービス不能状態に陥らせることが可能です。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 部分的
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インターネットイニシアティブ
- SEIL/B1 2.00 〜 2.40
- SEIL/neu 2FE Plus 2.00 〜 2.02
- SEIL/Turbo 2.00 〜 2.02
- SEIL/X1,X2 2.10 〜 2.40
サイバートラスト株式会社
- Asianux Server 3.0
- Asianux Server 3.0 (x86-64)
ターボリナックス
- Turbolinux Server 7
- Turbolinux Server 8
- Turbolinux Server 10
レッドハット
- Red Hat Enterprise Linux 3 (as)
- Red Hat Enterprise Linux 4 (as)
- Red Hat Enterprise Linux 3 (es)
- Red Hat Enterprise Linux 4 (es)
- Red Hat Enterprise Linux 3 (ws)
- Red Hat Enterprise Linux 4 (ws)
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本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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インターネットイニシアティブ
サイバートラスト株式会社
- MIRACLE LINUX アップデート情報 : 257
ターボリナックス
レッドハット
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2005-1278
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-1278
- Secunia Advisory : SA15125
- SecurityFocus : 13392
- SecurityFocus : 13390
- SecurityFocus : 13389
- SecurityFocus : 13380
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- [2007年04月01日]
掲載
[2009年08月10日]
影響を受けるシステム:インターネットイニシアティブ (tcpdump コマンド実行時における脆弱性) の情報を追加
ベンダ情報:インターネットイニシアティブ (tcpdump コマンド実行時における脆弱性) を追加
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