【活用ガイド】

JVNDB-2005-000278

GNU cpio コマンドの不正なアーカイブファイル解凍時におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

GNU cpio において、アーカイブファイルを解凍する際のファイル名の妥当性のチェックが不適切であるため、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
  • Turbolinux Server 10  

想定される影響

ユーザの権限で任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • マイクロソフト株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-1229
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-1229
  2. SecurityFocus : 13291
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載