【活用ガイド】

JVNDB-2005-000252

Microsoft Internet Explorer における過度に長いホスト名を含む URL によるヒープオーバーフローの脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer には、256 文字以上のホスト名を含む URL を処理する際に、ヒープオーバーフローが発生し、ヒープメモリが破壊される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 5.5
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Windows Server 2003

想定される影響

Microsoft Internet Explorer を実行するユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS05-020
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS05-020
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0554
参考情報

  1. JVN : JVNTA05-102A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA05-102A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0554
  4. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2005-1601
  5. US-CERT Vulnerability Note : VU#756122
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA05-102A
  7. IPA 緊急対策情報 : 20050413-ms05-020
  8. SecurityFocus : 13123
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載