【活用ガイド】

JVNDB-2005-000168

Oracle Database の UTL_FILE パッケージにおけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

Oracle Database の UTL_FILE パッケージにおいて、同梱されるサブプログラムの引数に指定されるファイル名のチェックが不適切であるため、ディレクトリトラバーサル攻撃を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Database 8.1.7.4
  • Oracle Database 9.0.1.5 およびそれ以前
  • Oracle Database 9.2.0.6 およびそれ以前

想定される影響

アクセスが制限されているディレクトリ内のファイルを読み取る、あるいは上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0701
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0701
  2. SecurityTracker : 1013392
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載