【活用ガイド】

JVNDB-2005-000106

IBM AIX の lspath コマンドにおける情報漏洩の脆弱性

概要

IBM AIX に実装されている lspath コマンドには、セキュリティ上の不備が存在するため、-f オプションでファイルを指定してコマンドを実行した場合、そのファイルの 1 行目 (最初の空白の前まで) がエラーメッセージと共に画面に表示されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM AIX 5.2 
  • IBM AIX 5.3 

想定される影響

重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0261
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0261
  2. Secunia Advisory : SA14232
  3. SecurityFocus : 12513
  4. SecuriTeam : 5RP0D0UEVY
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載