【活用ガイド】

JVNDB-2005-000102

Microsoft Internet Explorer の CDF ファイルの処理におけるセキュリティ制限を回避される脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer には、チャンネル定義形式 (CDF) ファイル内の URL の妥当性が適切にチェックされないため、クロスドメインセキュリティモデルが回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 5.5
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows XP
  • Microsoft Windows Server 2003

想定される影響

マイコンピュータゾーンのセキュリティ設定で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS05-014
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS05-014
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0056
参考情報

  1. JVN : JVNTA05-039A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA05-039A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0056
  4. CERT Advisory : CA-2000-02
  5. US-CERT Vulnerability Note : VU#823971
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA05-039A
  7. Secunia Advisory : SA11165
  8. SecurityFocus : 12427
  9. SecurityFocus : 12530
  10. SecurityFocus : 12477
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2005/02/08
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01