【活用ガイド】

JVNDB-2005-000063

Cisco IOS における不正な BGP パケットの解析によるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS が稼動しているデバイスには、受信した BGP パケットの取り扱いの不備のため、BGP ルーティング機能および bgp log-neighbor-changes コマンドが有効に設定されている場合、不正な BGP パケットを受信するとデバイスがリロードする脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.0 
  • Cisco IOS 12.1 
  • Cisco IOS 12.2 
  • Cisco IOS 12.3 

想定される影響

デバイスがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0196
参考情報

  1. JVN : JVNTA05-026A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA05-026A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0196
  4. US-CERT Vulnerability Note : VU#689326
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA05-026A
  6. Secunia Advisory : SA14034
  7. SecurityFocus : 12370
  8. X-Force Security Alerts and Advisories : 185
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載