【活用ガイド】

JVNDB-2005-000057

BIND の q_usedns 配列におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

BIND には、照会されたネームサーバやアドレスを追跡するために使用される配列 q_usedns の妥当性のチェックに不備が存在するため、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ISC, Inc.
  • BIND 8.4.4 および 8.4.5 のみ

想定される影響

BIND がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ISC, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0033
参考情報

  1. JVN : JVNVU#327633
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0033
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#327633
  4. CPNI Vulnerability Advisory : 00059
  5. SecurityFocus : 12364
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2005/01/25
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01