JVNDB-2005-000012
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Squid の fakeauth_auth helper におけるメモリリークの脆弱性
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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Squid 2.5 STABLE1 - STABLE7 の NTLM 認証ヘルパの一つ fakeauth_auth helper には、メモリリークおよびセグメンテーションフォルトが発生する問題が存在します。
・メモリリークの問題 (CAN-2005-0096)
fakeauth_auth.c においてメモリリークの問題が存在し、メモリが消費されてしまうことで高負荷の状態に陥る
・セグメンテーションフォルトの問題 (CAN-2005-0097)
意図的に作成された NTLM タイプ 3 のメッセージを受信した場合に、セグメンテーションフォルトが発生する
これらの問題を利用するリモートの攻撃者は、NTLM 認証ヘルパとして fakeauth が指定されている場合、認証ルーチンをクラッシュさせ、結果として Squid プロキシサーバをサービス不能状態に陥らせる可能性があります。
尚、Squid 2.4 以前では NTLM 認証はサポートされていないため、これらの問題の影響を受けません。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 部分的
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Squid-cache.org
- Squid 2.5.STABLE7 およびそれ以前
サイバートラスト株式会社
ターボリナックス
- Turbolinux Server 7
- Turbolinux Server 8
- Turbolinux Server 10
レッドハット
- Red Hat Enterprise Linux 3 (as)
- Red Hat Enterprise Linux 4 (as)
- Red Hat Enterprise Linux 3 (es)
- Red Hat Enterprise Linux 4 (es)
- Red Hat Enterprise Linux 3 (ws)
- Red Hat Enterprise Linux 4 (ws)
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本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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Squid-cache.org
サイバートラスト株式会社
- MIRACLE LINUX アップデート情報 : squid
ターボリナックス
レッドハット
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2005-0096
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0096
- Secunia Advisory : SA13789
- SecurityFocus : 12324
- SecurityFocus : 12220
- SecurityTracker : 1012818
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