【活用ガイド】

JVNDB-2004-000629

Util-linux の login コマンドにおける情報漏えいの問題

概要

util-linux の login コマンドには、解放されたポインタや再配分されたポインタが参照されてしまう問題が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


kernel.org
  • util-linux 2.11 およびそれ以前
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (ws) 
  • Red Hat Linux Advanced Workstation 2.1 

想定される影響

意図せずポインタの情報が漏えいする可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

kernel.org サイバートラスト株式会社 レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0080
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0080
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#801526
  3. Secunia Advisory : SA10773
  4. SecurityFocus : 9558
  5. ISS X-Force Database : 15016
  6. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 3796
更新履歴

  • [2007年07月31日]
      掲載