【活用ガイド】

JVNDB-2004-000617

ISC DHCP 3 に複数の脆弱性

概要

Internet Software Consortium (ISC) が提供している Dynamic Host Configuration Protocol Daemon (DHCPD) バージョン 3 には、バッファオーバーフローに関わる 2 つの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ISC, Inc.
  • ISC DHCP 3.0.1rc12
  • ISC DHCP 3.0.1rc13

想定される影響

サービス運用妨害 (denial-of-service, DoS) 攻撃を受けたり、遠隔から第三者が dhcpd プロセスの権限 (通常、管理者権限) で任意のコードを実行する可能性があります。結果として、脆弱なシステム上の管理者権限を取得する可能性があります。
対策

ベンダ情報

ISC, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0461
参考情報

  1. JVN : JVNTA04-174A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA04-174A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0461
  4. US-CERT Vulnerability Note : VU#654390
  5. US-CERT Vulnerability Note : VU#317350
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA04-174A
  7. SecurityFocus : 10591
  8. ISS X-Force Database : 16476
  9. ISS X-Force Database : 16475
更新履歴

  • [2009年04月03日]
      掲載

公表日2004/06/23
登録日2009/04/03
最終更新日2009/04/03