【活用ガイド】

JVNDB-2004-000583

GNU a2ps の複数のスクリプトにおけるシンボリックリンク攻撃を受ける脆弱性

概要

GNU a2ps に含まれる (1) fixps.in、(2) psmandup.in スクリプトには、セキュリティ上不適切な方法で一時ファイルが作成されてしまう不備が存在するため、シンボリックリンク攻撃を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
  • Turbolinux Server 10  

想定される影響

スクリプトを実行するユーザの権限で任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ターボリナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-1377
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-1377
  2. Secunia Advisory : SA13641
  3. SecurityFocus : 12108
  4. SecurityFocus : 12109
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載