JVNDB-2004-000570
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Microsoft Windows の winhlp32.exe におけるバッファオーバーフローの脆弱性
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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Microsoft Windows に同梱されている winhlp32.exe は、ヘルプファイル (拡張子 .hlp) を解釈しヘルプ機能を提供するプログラムです。
Microsoft Windows に同梱されている winhlp32.exe には、ヘルプファイルヘッダのデコード処理において、取り扱うデータ長の妥当性の確認が不適切であるために、ヒープオーバーフローおよび整数オーバーフローが生じる問題が存在します。
これらの問題を利用するリモートの攻撃者は、意図的に作成したヘルプファイル開かせるよう標的ユーザを誘導することにより、結果として標的ユーザの権限で任意のコードを実行できる可能性があります。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): 部分的
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マイクロソフト
- Microsoft Windows 2000
- Microsoft Windows NT 4.0 (server)
- Microsoft Windows NT 4.0 (terminal_srv)
- Microsoft Windows Server 2003
- Microsoft Windows XP sp3
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本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
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ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
- マイクロソフト株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2004-1306
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-1306
- US-CERT Vulnerability Note : VU#115632
- Secunia Advisory : SA13645
- SecurityFocus : 12092
- SecurityFocus : 12091
- SecurityTracker : 1012683
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