【活用ガイド】

JVNDB-2004-000535

SELinux の sock_dgram_sendmsg() 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel に含まれる SELinux には、sock_dgram_sendmsg() 関数において "SOCK_SEQPACKET" UNIX ドメインソケットの取り扱いに不備が存在するため、競合状態が発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.2 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ターボリナックス
  • Turbolinux Server 10  
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  

想定される影響

カーネルパニックを引き起こし、結果としてシステムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ターボリナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-1069
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-1069
  2. SecurityFocus : 11939
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2004/12/14
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01