【活用ガイド】

JVNDB-2004-000526

Microsoft Windows の Windows カーネルにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Microsoft Windows の Windows カーネルには、LPC ポートから送信されてくるメッセージ長を適切にチェックしないため、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows NT 4.0 (server) 
  • Microsoft Windows NT 4.0 (terminal_srv) 
  • Microsoft Windows Server 2003
  • Microsoft Windows XP sp3 

想定される影響

特殊なプログラムを実行されることにより Windows カーネル内でバッファオーバーフローが発生し、結果として Local System 権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS04-044
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS04-044
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0893
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0893
  2. Secunia Advisory : SA13465
  3. SecurityFocus : 11913
  4. SecurityTracker : 1012513
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載