【活用ガイド】

JVNDB-2004-000489

Linux Kernel の a.out バイナリの処理におけるサービス運用妨害 (Dos) の脆弱性

概要

Linux Kernel の binfmt 機能において a.out バイナリの取り扱いに不備が存在するため、オーバーコミットが有効化されている際にカーネルパニックが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ターボリナックス
  • Turbolinux Server 10  
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  

想定される影響

システムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ターボリナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-1074
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-1074
  2. Secunia Advisory : SA13308
  3. SecurityFocus : 11754
  4. ISS X-Force Database : 18290
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載