【活用ガイド】

JVNDB-2004-000478

IBM AIX のシステム起動スクリプトにおけるデータ挿入及びサービス運用妨害 （DoS） の脆弱性

概要

IBM AIX に含まれている特定のシステム起動スクリプトには、セキュリティ上の不備のため、 ODM データベースに任意のデータが挿入される、もしくはサービス運用妨害 (DoS) 状態が発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM AIX 5.1 
  • IBM AIX 5.2 
  • IBM AIX 5.3 

想定される影響

ODM データベースに任意のデータを挿入してシステムデータを改ざんされる、あるいはハングアップを引き起こし、システムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0991
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0991
  2. Secunia Advisory : SA13370
  3. SecurityFocus : 12992
  4. SecurityFocus : 11801
  5. SecurityTracker : 1012419
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2004/11/09
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01