【活用ガイド】

JVNDB-2004-000465

PHP の cURL 関数におけるセキュリティ制限を回避される脆弱性

概要

PHP には、特定の cURL 関数において、open_basedir ディレクティブによる制限が正しく適用されないため、制限されたディレクトリ外のファイルへのアクセスを許可してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 4.3.10 およびそれ以前
  • PHP 5.0.3 およびそれ以前
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 

想定される影響

Web サーバを実行するユーザの権限でシステム上の任意のファイルにアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-1392
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-1392
  2. Secunia Advisory : SA13023
  3. SecurityFocus : 11557
  4. SecurityTracker : 1011984
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2004/10/28
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01