【活用ガイド】

JVNDB-2004-000440

ProFTPD のログイン時のサーバ応答時にユーザアカウントを取得される脆弱性

概要

ProFTPD には、有効なユーザ名と無効なユーザ名ではログイン時の応答時間に差があるため、 FTP サーバ上の有効なユーザアカウントが推測されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ProFTPD Project
  • ProFTPD 1.2.10 およびそれ以前
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  

想定される影響

サーバ上の有効なユーザアカウントの情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ProFTPD Project
  • The ProFTPD : Top Page （2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした）
ターボリナックス
  • ターボリナックス株式会社 : Top Page （2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした）
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 観測可能な不一致(CWE-203) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-1602
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-1602
  2. SecurityFocus : 11430
  3. SecurityTracker : 1011687
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
  • [2024年03月04日]
      CWE による脆弱性タイプ一覧：内容を更新

公表日2004/10/12
登録日2007/04/01
最終更新日2024/03/04