【活用ガイド】

JVNDB-2004-000431

Microsoft Windoows NT の RPC ランタイムライブラリにおけるメモリリークの脆弱性

概要

Microsoft Windows NT Server に実装されている RPC ランタイムライブラリには、メッセージの長さを適切にチェックしていないためにメモリ領域の大量のアドレス空間へのアクセスを許してしまい、メモリリークを発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows NT 4.0 (server) 
  • Microsoft Windows NT 4.0 (terminal_srv) 

想定される影響

システム上の RPC サーバがクラッシュし、サービス運用妨害 (DoS) 状態が発生する可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS04-029
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS04-029
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0569
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0569
  2. US-CERT Cyber Security Alerts : SA04-286A
  3. Secunia Advisory : SA12799
  4. SecurityFocus : 11380
  5. SecurityTracker : 1011632
  6. SecuriTeam : 6W00F0UBGM
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載