【活用ガイド】

JVNDB-2004-000408

Squid の不正な SNMP メッセージの処理によるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Squid には、SNMP リクエストに対する妥当性確認の不備のため、意図的に作成された SNMP リクエストを受信した際に、セグメンテーションフォルトが発生し再起動する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Squid-cache.org
  • Squid 2.5.STABLE6 およびそれ以前
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3.0 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (ws) 

想定される影響

Squid プロキシサーバの再起動が繰り返される事により、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Squid-cache.org ミラクル・リナックス
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : squid
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0918
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0918
  2. Secunia Advisory : SA12791
  3. SecurityFocus : 11385
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-1969
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載