【活用ガイド】

JVNDB-2004-000405

Red Hat Linux の redhat-config-nfs パッケージにおける意図しない権限付与の脆弱性

概要

Red Hat Linux に含まれる redhat-config-nfs パッケージには、複数の NFS クライアントに NFS 共有をエクスポートした場合、この NFS 共有に対するアクセス権限の設定が正しく適用されない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (ws) 

想定される影響

NFS クライアント上にマウントした NFS 共有に対して、設定された権限とは異なる権限で操作を行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0750
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0750
  2. Secunia Advisory : SA12632
  3. SecurityFocus : 11240
  4. SecurityTracker : 1011402
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載