【活用ガイド】

JVNDB-2004-000334

Microsoft Outlook Express のマルチパートメッセージの処理における情報漏洩の脆弱性

概要

Microsoft Outlook Express には、一定のサイズを超過した電子メールメッセージを分割して送信する設定の場合、[BCC:] フィールドに入力された電子メールアドレスを取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Outlook Express 6

想定される影響

[BCC:] フィールドに入力されたアドレスを [TO:] および [CC:] フィールドの宛先の受信者に取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Knowledge Base : 843555
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-2137
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-2137
  2. Secunia Advisory : SA12376
  3. SecurityFocus : 11040
  4. SecurityTracker : 1011067
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2004/08/20
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01