【活用ガイド】

JVNDB-2004-000329

Cisco IOS の不正な OSPF パケットの解析によるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS には、OSPF パケットの処理が適切に行われない不備が存在するため、OSPF プロトコルを有効にしている場合に、不正な OSPF パケットを解釈することでデバイスが再起動してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.0 
  • Cisco IOS 12.2 
  • Cisco IOS 12.3 

想定される影響

デバイスがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-1454
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-1454
  2. Secunia Advisory : SA12322
  3. SecurityFocus : 10971
  4. SecurityTracker : 1010981
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載