【活用ガイド】

JVNDB-2004-000324

CVS の history コマンドにおける情報漏洩の脆弱性

概要

Concurrent Versions System (CVS) には、システム上の任意のファイルを CVS の history ファイルとして読み込ませる際に、指定されたファイルおよびディレクトリの存在やそれらのパーミッションにより、返されるエラーメッセージが異なる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 1.1 
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (ws) 

想定される影響

システムにおけるファイルやディレクトリの存在、パーミッション情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サイバートラスト株式会社
  • ミラクル・リナックス株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
ターボリナックス
  • ターボリナックス株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
レッドハット
  • レッドハット株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 観測可能な不一致(CWE-203) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0778
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0778
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#579225
  3. Secunia Advisory : SA12309
  4. SecurityFocus : 10955
  5. SecurityTracker : 1010958
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
  • [2024年03月27日]
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新