【活用ガイド】

JVNDB-2004-000317

Microsoft Exchange Server の OWA におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Microsoft Exchange Server に実装されている OWA には、HTML リダイレクトクエリへの入力をブラウザに表示する際に、サニタイジングが適切に行われない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Exchange Server 5.5

想定される影響

ユーザのブラウザ上で任意ののスクリプトを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS04-026
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS04-026
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0203
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0203
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#948750
  3. Secunia Advisory : SA12261
  4. SecurityFocus : 10902
  5. SecurityTracker : 1010916
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載