【活用ガイド】

JVNDB-2004-000301

Linux Kernel のファイルのオフセットポインタ変換処理におけるカーネルメモリにアクセスされる脆弱性

概要

Linux Kernel には、ファイルのオフセットポインタを 64 ビットから 32 ビットへの変換する処理にセキュリティ上の不備があるため、カーネルメモリにアクセスされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
  • Asianux Server 3.0 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (ws) 

想定される影響

カーネルメモリ領域に含まれる重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サイバートラスト株式会社
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : kernel_30
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : kernel_se20
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0415
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0415
  2. SecurityFocus : 10852
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載