【活用ガイド】

JVNDB-2004-000285

ircd-hybrid における不適切なレート制限処理によるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ircd-hybrid では、登録されていない送信者からのリクエストに対するレート制限に関する処理が適切に行われないため、リクエストを連続して受信した場合、大量のメモリ資源が消費される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3.0 

想定される影響

ircd-hybrid がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Samba Project ミラクル・リナックス
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : samba
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0605
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0605
  2. Secunia Advisory : SA11910
  3. SecurityFocus : 10780
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載