【活用ガイド】

JVNDB-2004-000262

IBM WebSphere Application Server の Caching Proxy におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM WebSphere に含まれる Caching Proxy には、パラメータが指定されていない不完全な HTTP GET リクエストの処理が適切に行われない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Application Server 5.0.1
  • IBM WebSphere Application Server 5.0.2
  • IBM WebSphere Application Server 5.1.0

想定される影響

UseCookie オプションを指定した JunctionRewrite 機能を使用している場合、Caching Proxy にサービス運用妨害 (DoS) 状態が発生する可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0684
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0684
  2. Secunia Advisory : SA12013
  3. SecurityTracker : 1010639
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2004/07/02
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01