【活用ガイド】

JVNDB-2004-000242

FreeS/WAN 用拡張パッチの verify_x509cert() 関数における証明書を偽装される脆弱性

概要

FreeS/WAN 用 X.509 拡張パッチ には、証明書の妥当性をチェックする verify_x509cert() 関数の不備のため、 PKCS#7 形式の証明書の処理が適切に行われない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ターボリナックス
  • Turbolinux Server 8  

想定される影響

偽装した PKCS#7 形式の証明書を送りつけられることで、証明書による認証を成功させ、結果として問題を抱える FreeS/WAN との IPSec 通信を実現してしまう可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ターボリナックス
  • ターボリナックス株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0590
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0590
  2. Secunia Advisory : SA11948
  3. SecurityFocus : 10611
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載